フアヒンのビーチで潮干狩り。地元民は、牡蠣やムール貝など100キロお持ち帰り状態に湧く

タイは豊かな自然がいつも国民を助けてきました。

フアヒンビーチのセントラルグランドホテルそばの海岸では、岩からカキやムール貝を集めている人をたくさん見かけます。

かつては観光客でにぎわっていたこのビーチは、新型コロナの影響で、約1年8か月間無人状態になっています。

しかし、今は貝を収穫するには良い時期であり、地元の人々はそれを利用して自身の食事や販売を行って、生活の足しにしています。

フアヒン在住のある女性は、彼女と3人の親戚でムール貝を収拾するためにビーチへ行き、なんと100キロもの貝を集めたと言います。

彼らが砂を取り除き、洗った後、サイズに応じて等級分けされ販売されました。

彼女はサイズに応じて、2~4キログラムの貝を100バーツ(約350円)で売ることができました。

浜辺の他の人たちは、干潮がくるのを注意深く見守っていると言います。

タイは肥沃な大地と豊かな海に囲まれ、種をまけば手間いらずで作物が育ち、海岸にいけばこのように海産資源を手に入れられます。
政治の影響を受けずに、こういった環境がタイ国民をこれまで守って来たとも言えます。
しかしその自然も年々、乱開発などによって失いつつあります。
新型コロナで観光客からのあぶく銭が期待できない今、もう一度自然と人間がきちんと向き合う時がきているのかもしれません。

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