タイ公衆衛生大臣、自宅療養や市販薬での自己治療は許可されていないと警告

4月20日、公衆衛生大臣のアヌティン氏は、新型コロナに感染した患者は、自宅で隔離したり、市販薬で治療したりすることは許可されていないと発言しました。
病院や仮設病床には、たくさんのベッドがありますので、患者は自己隔離したり、自分で治療しようとしたりしないで欲しいと彼は言います。

「すべての患者を治療することができ、医療スタッフは彼らの症状に対応することができます。」

アヌティン氏はまた、タイがファビピラビル(アビガン。新型コロナに効くと言われている抗インフルエンザ薬)の錠剤を使い果たしたという、マハラジナコンチェンマイ病院の院長の投稿に反論し、新型コロナ患者を治療するのに十分なファビピラビルがあることを確認したと言います。
アヌティンは、また検査キットも十分にストックがあるとも述べています。

一方、医療サービス局長のソムサック氏は、新型コロナ患者がここ数日利用できるベッドは十分にあるが、毎日1万人の新規症例数がでるなど状況が劇的に増加した場合、自宅で隔離することが解決策になる可能性があると付け加えました。

そのような事態だけは、なんとしても避けて欲しいですね。
ただ一方で、どの程度の症状がでたら検査に行くべきかという判断基準は、非常に難しいところです。

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