【タイ】4月からの「隔離検疫期間短縮」報道についての続報です

本日お伝えした4月からの隔離検疫短縮についての続報です。

タイの保健相は、4月から新型コロナウイルスの予防接種を受けた外国人の隔離検疫を、14日間から7日間に短縮する予定であるとお伝えしました。

【速報】ワクチン接種者は隔離検疫が7日間に短縮!陰性証明書だけでも10日間に。

アヌティン保健相は、旅行期間から3か月以内にワクチン接種を行い、訪問者は出発から72時間以内の新型コロナウイルス陰性の証明書を示す必要があると発表しました。
ワクチンを接種していない人で、新型コロナウイルス陰性の証明書を持っている人は、隔離期間が10日間に短縮されるだろうとも彼は語りました。

タイの飛行制限、厳格な入国要件、およびすべての到着者に対する強制的な検疫を行い、このウイルスの感染者を約26,000件、死亡者を85名までに抑えることに成功しました。
これは世界的にみても稀な数字です。

反面これらの制限のために、タイの重要な観光セクターは打撃を受け、広範囲にわたる失業者や事業の閉鎖をもたらしました。
タイは、2019年には4000万人近い観光客を受け入れていました。

ちなみにこの隔離期間短縮措置は、ウイルスの他の亜種への懸念のために、アフリカからの旅行者には適用されません。

タイ国民に関しては、新型コロナウイルス陰性証明書なしで、国内で2回の陰性検査を受けた後、1週間の隔離検疫で済ませることができます。

10月以降、タイ国内で医療関係者と危険にさらされる可能性の高いグループの70%にワクチンを接種すれば、制限がさらに緩和される可能性があるとも述べています。
やがては検疫が完全に免除される可能性もあると付け加えました。

タイはこれまでに27,497人、主に医療従事者にシノヴァックバイオテック社製のワクチンを接種してきました。

アストラゼネカワクチンは合計6,100万回分を注文し、6月に大量ワクチン接種を開始する予定です。

確かにタイ国内はようやく第2波から解放されつつありますが、他国は減少傾向とは言え、タイの数値とは大きな隔たりがあります。
これが逆戻りの引き金にならなければ、本当によいのですが…。

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