タイ、「世界競争力ランキング」で30位に後退。評価項目全てで低評価。国際経営開発研究所発表。

タイは、国際経営開発研究所（IMD）が発表した2025年版「世界競争力ランキング」において、昨年の25位から30位に後退しました。（69カ国）

同研究所は、４つの主要評価項目に基づいて各国を分析しており、タイはすべての項目で低評価となりました。
経済パフォーマンスは８位に、政府の効率性は32位に、ビジネスの効率性は24位に、インフラは47位に順位を下げています。

ASEAN諸国との比較では、タイは23位のマレーシアに後れを取ったものの、40位のインドネシアや51位のフィリピンよりは上位を維持しています。

同研究所は、2025年のタイが直面する課題として、アメリカの関税政策の影響、地政学的緊張、地経済的な不確実性など、多面的なリスクを挙げています。

同研究所は、タイ政府に対し、主要産業における人材不足を迅速に埋める「即効性のある対策」や、官民連携の強化を進めることを提言しており、これらによって予想される経済的逆風に対応できる体制を整えるよう求めています。

政権交代ですな。

タイ、「世界競争力ランキング」で30位に後退。評価項目全てで低評価。国際経営開発研究所 発表。