ダナン発バンコク行きのベトジェットに爆弾予告。犯人は機内にいたポーランド人女性。しかもお咎めなし?!

9月26日、タイ空港公社(AOT)のスワンナプーム空港の責任者であるキッティポン氏は、同日14時18分、スワンナプーム空港の安全保障センターが、ダナン(ベトナム)発スワンナプーム空港行きのベトジェット航空VZ961便に爆弾予告の脅迫行為があったと航空管制センターを通じて通知を受けたことを発表しました。

機内には乗客121名(うち乳児1名)、パイロット・乗務員6名が搭乗していました。

スワンナプーム空港は航空会社と協議し、爆弾予告に対応するための空港緊急対応計画第3章を発動しました。
これにより、関連する政府機関や民間企業、保安部隊、消防・救助チーム、医療スタッフが動員され、事態の収拾が図られました。

まず、該当の航空機を東側の専用駐機スポット(Isolate Aircraft Parking Position)に移動させ、乗客と乗務員をただちに機外に誘導しました。
その後、乗客を空港東側の消防・救助ステーションで待機させました。

保安要員は乗客の身体検査と手荷物の検査を行い、爆発物処理班(EOD)は預け荷物や機内の詳細な検査を行いましたが、爆発物は発見されませんでした。
16時31分、空港は緊急対応計画を解除し、乗客と乗務員は通常の入国手続きを行いました。

今回の事件による空港業務への影響はありませんでした。

キッティポン氏は、今回の事件はポーランド国籍の女性乗客による機内での爆弾予告であることが確認されたと述べ、この女性は警察に引き渡され、捜査と法的手続きが進められる予定とのことです。

最新の続報では、この爆弾を予告したポーランド人女性に対し、法的措置を取らない方針とのニュースが流れています。

調査の結果、34歳のポーランド人女性が、女性はテロや爆弾を仕掛ける意図がなかったことが判明しています。

そのため、タイ・ベトジェット航空は法的措置を取らない方針を示しており、女性は今夜ポーランドに帰国する予定です。

これほどまでの迷惑行為をしておきながら、お咎めなしとは…。
後に続くものが出なければよいのですが…。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る