サイアムパラゴン少年銃乱射事件の続報。少年は何故、軍の射撃場に出入りできたのか? 事件当日は40発近く館内で発砲。

サイアムパラゴン少年銃乱射事件の続報です。

軍報道官は10月6日、14歳の犯人が射撃場で銃器の訓練を受けている様子が映っている映像について声明を出しました。
この射撃場は、軍の施設の一部であることが注目されていました。

この場所は、射撃スポーツの練習を希望する会員に解放されており、軍人と興味のある民間人の両方に銃器の使用を提供していました。
この射撃場の規則では、会員は射撃場の規定を厳守した上で、承認を受けた個人を連れて施設を使用することが可能だと言います。

タイ王国陸軍のフェイスブックページでは、軍が警察の捜査を支援するために有益な情報を提供したと記載されています。
その中で、容疑者はこの射撃場のメンバーではないと主張しています。

このため、誰かが彼を連れ込んだのではないかという疑いが生じました。
しかし軍は、過去10日間の防犯カメラの映像を調べたところ、容疑者の画像は見つからなかったと主張しています。

この銃乱射事件は、14歳の容疑者が40発近くの銃弾を発砲し、そのうち11発が死傷者に命中したことも捜査によって明らかになっています。

聞けば聞くほど、銃に対する考え方、いや広く言えば、車やバイクなどもそうです、全てがおもちゃ感覚で使い回し、乗り回しいるのが現状です。
そして、銃による死亡事件、車やバイクによる死亡事故は、世界的にみてもワーストレベルの数値をたたき出しています。
タイ人はこれが当たり前のように思っているのかもしれませんが、世界的にみても異常だということを、そろそろ認識すべき時です。
戦争をしているわけでもないのに、あまりにも簡単に人間が死に過ぎています。

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