英国報道の「タイ産変異種」について、タイ公衆衛生省は完全否定

先ほど、英国ミラー紙が報道していた「タイで新たに検出された新型コロナ変異種」について、タイの公衆衛生省は内容を一部否定しました。

イギリスで、タイで新たに検出されたコロナ変異種が流行の兆し。

タイ公衆衛生省は、英国で検出された「C.36.3」として知られる新型コロナウイルスの変異種について、タイの亜種ではないと主張しています。

同省の疾病管理局長であるオパス博士は、同省の疫学部が、エジプトに住むエジプト人副操縦士(男性)から亜種の感染を確認したと報告したと述べました。

エジプト人は、1月25日にエジプトを出発し、1月26日にエジプト航空の飛行機でバンコクに到着しました。
彼は別の県の検疫施設に滞在しました。
そこでの彼の最初のCOVID-19検査で、彼が「C.36.3」変異体に感染していることを確認したと言います。

その後の検査で、彼が病気から解放されたが示されました。
彼は2月16日に退院し、すぐにエジプトに戻りました。
他の患者に関して、タイ国内でこの変異株を持っていると診断された者はいませんでした。

オパス博士によると、感染者は他国から到着した人のため、原則として英国は「C.36.3」をタイ発祥のウイルスであるかのようにリスト入りさせるべきではないと主張しています。

どうも報道の内容が怪しかったので疑問に感じていましたが、やはりこのような事情だったのですね。
欧米系の人は、とかくこの新型コロナがアジア発祥のものだとしたい節が根付いていて、以前も新型コロナの発生地はチャトゥチャック市場だと宣り、すぐに撤回したインチキ研究者もいましたからね。
まあ中国起源説は否定しませんが、中国とタイは違い過ぎます。

世界保健機関(WHO)が、チャトゥチャックマーケット起源説を早々に撤回

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