タイ産婦人科医「避妊薬服用者は、ワクチン接種で血栓リスク高」

 

マハラートナコンラチャシーマー病院の産婦人科医であるシラヤー・キティヨドム博士は、経口避妊薬は血栓を引き起こすリスクがあり、女性はCovid-19ワクチンを受ける前にピルの服用を止めることを検討する必要があるかもしれないと言います。

シラヤー博士は、ピルには血栓を引き起こす可能性のあるホルモンが含まれているため、避妊薬を服用している女性は、服用していない女性よりも血栓を発症するリスクが高いと主張しています。

ただし彼女は、Covid-19ワクチンがピルを服用している女性の健康にどのような影響を与える可能性があるかについての化学的な証拠はないと述べました。
一部のヨーロッパ諸国では、経口避妊薬を服用している女性に、効果がなくなるまで予防接種を受けるのを遅らせるよう警告しています。
これには約1か月かかります。

シラヤー博士は、ピルを服用していて潜在的な影響を懸念している人は、リスクを回避するためにピルの服用をやめるか、他の避妊方法を使用することを検討するかもしれないと述べました。

先日、Covid-19ワクチンの接種を受けてから約2週間後に死亡した、ヤラー出身の32歳のナリリン・アントーンさんの死後、Covid-19ワクチンと経口避妊薬による血栓のリスクが議論されています。

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ナリリンさんは、5月14日にワクチン接種を受けた後、5月27日にハジャイ病院で肺の血液凝固により死亡しました。
タイ保健当局は、彼女の死がワクチン接種に関連しているかどうかを調べています。

チュラロンコン大学医学部新興感染症健康科学センターの所長は、ワクチン接種を受ける前に片頭痛薬や同様の効果のある薬の服用をやめるべきだと書いています。
彼はまた避妊薬を服用している女性は、ジャブを服用する少なくとも14日前に服用を中止する必要があると述べました。

タイの男性はコンドームの使用を嫌がる傾向にあるので、女性が身を守る場合、ピルを服用するのが多勢となっています。
Covid-19ワクチンはどうしても急造で作成したものなので、副作用的なものが起こり得る可能性が高まるのでしょう。
持病で定期的に薬を飲み続けている人などは、医師に相談して上でワクチン接種を行うことをお薦めいたします。

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