【タイ】COVID-19探知犬、94.8%までの精度を発揮!

世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス。
このウイルスの本当の怖さは、感染していても症状が全くでない、もしくは軽症で済んでしまうことにあります。
いわば、全くの健康体のように見える人でも、実は感染していてスーパースプレッッターになりかねないというところにあるのです。

しかし人間の目は騙せても、彼らの目、いや鼻からは逃しません。

新型コロナウイルスをかぎ分ける探知犬が、バンコクで働き始めます。
6匹のラブラドールレトリバーは、チュラロンコーン大学の獣医部門によって訓練されています。

カワリ―・チャッダローン博士は、ウイルス探知犬は実に94.8%までの精度を持ち、無症候性の感染者を嗅ぎ分けることができると述べています。
彼らは、脱脂綿の汗のサンプルを嗅ぐように訓練されています。
新型コロナウイルスの匂いがする場合、彼らは座って合図します。

この計画は、ボランティアとチュラ大の獣医の助けを借りて、社会開発・人間安全保障大臣のチュティ・クライリクシュが考案したものとのことです。
計画では、タイの首都の50の地区で犬を使用できるように、100人のハンドラーを訓練する予定となっています。

彼らのターゲットは、検査を受けるために外に出ることができない寝たきりの人々です。

以前、空港検疫で投入されるようなことが伝えられていましたが、判別の方法などでまだ実用的ではないようですね。
変異株などに対し、ワクチンが絶対的ではない以上、見えない敵とどうやって戦うかも同時に解決していかなけらばならない問題なのかもしれません。

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