タイに「78番目の県」が誕生する?! メーホーンソーン南部で「メーサリアン県」構想

タイには県が77カ所あることをご存じの方は多いだろう。
しかし、78番目の「県」が誕生するかもしれないということはご存じだろうか。

タイ北部メーホーンソーン県では、メーサリアン郡など県南部を分離し、新たに「メーサリアン県(จังหวัดแม่สะเรียง)」を設置する構想が注目されている。
実現すれば、タイの県数は現在の77県から78県となる。

構想は地元住民らでつくる「メーサリアン県設立委員会」が中心となり、2021年8月に関係機関へ要望書を提出している。
メーサリアン郡やソップムーイ郡などを含む地域を、新県として整備する案が示されている。

背景には、メーホーンソーン県庁所在地までの距離や山岳地帯特有の交通事情がある。
住民が行政手続きなどで中心部へ向かうには時間や費用がかかるため、新県を設置することで行政サービスへのアクセスを改善し、インフラ整備や医療、教育、観光など地域に合わせた予算配分を進めやすくする狙いがある。

一方、新県の設置には地理的条件や人口、面積、行政機関の整備、予算、地域の戦略的重要性などについて政府による検討が必要となる。
しかし現時点では、メーサリアン県の新設が正式決定したわけではなく、提案・検討段階にある。

タイで最後に新設された県は、2011年にノーンカーイ県から分離したブンカーン県だ。
メーサリアン県構想が将来承認されれば、約15年ぶりの新県誕生となり、タイは「78県体制」へ移行することになる。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る