
3月4日、タイ・ミャンマー国境近いタイ北部ターク県メーソートで、ミャンマー人車両が大量に流入し、ガソリンスタンドに長蛇の列が発生した。
中東情勢を背景とした燃料価格上昇や供給不足のうわさが広がったことが要因とみられる。
ミャンマー側ミャワディから多くの住民が一時通行証を取得し、自家用車や乗り合いバンで国境を越えてタイ側に入国。
検問所周辺では両国の車両が列をなし、交通渋滞が発生した。
国境を越えた車両は、市内および周辺の給油所へ直行。
タイ人住民も不安から給油に並び、ほぼすべてのスタンドで燃料が一時的に売り切れとなったという。
営業を停止する店舗も相次いだ。
また、一部利用者は満タン給油後に燃料を抜き取り、再び列に並んで給油を繰り返す「聖地巡礼現象」が発生し、在庫不足に拍車をかけた。
これを受け、各スタンドは「車両1回限り」の給油制限を導入し、携行缶への給油を禁止した。
※聖地巡礼現象は「เวียนเทียนน้ำมัน」を意訳しています。
小規模スタンドでも給油量制限が始まっており、当局は燃料の買い占めや越境転売を防ぐため、24時間体制で巡回警備を強化している。
国際情勢の不安が国境地域の生活に直結する事態となり、地元経済への影響も懸念されている。







































