タイ政府、国民に追悼要請。公務員は1年間喪服、一般国民90日間黒服着用推奨。イベント自粛要請。

10月25日11時10分、アヌティン首相兼内務大臣は、特別閣議終了後に記者会見を行い、シリキット王太后の崩御に伴う国民・公務員の追悼措置について発表しました。

追悼措置の概要は、以下の通りです。

・公務員・国営企業職員・国家機関職員・教育機関:本日より1年間、喪服着用を義務付け。国旗は30日間、半旗掲揚。
・一般国民:黒服着用が望ましいが、無理な場合は派手な色を避け、控えめな服装を推奨。追悼期間は90日間。

首相は、王后が70年間にわたり国家と国民に示したご慈愛に対し、国民として感謝の意を表すことが重要であると述べています。

娯楽・コンサートについて

アヌティン首相は、コンサートやイベントは可能な限り国葬に影響が出ないよう調整するよう呼びかけ、文化や伝統に配慮した対応を求めています。

マレーシア訪問の延期

本日予定されていた公式訪問は中止され、翌日の平和構築に関する共同声明署名のみ行う予定。
署名にはマレーシア首相とアメリカ大統領が立ち会う。
首相自身も国葬に出席するため、国内に留まる意向を示しています。

民間・エンターテインメント産業への要請

王后崩御後、民間企業や娯楽産業、公共イベントの関係者に対し、追悼期間中は節度を持った運営を行うよう呼びかけてい、ます。
コンサートや夜間営業の店なども、追悼の趣旨に沿って活動内容を調整することが求められています。

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