爆音バスが原因か?! 踏切のない違法状態の線路にも政治的なメスが必要と知事言及。

他人の運転に身をゆだねなければいけない。実はこれが一番恐怖だったりします。

地元メディアによりますと、警察​​は日曜日にチャチュンサオで起きた貨物列車とバスの接触事故で19人が死亡した事件について、列車の運転手は起訴しないと言及したそうです。

日曜日早朝、タンブンに向かうバスと列車の衝突事故発生。遺体はそこら中に散乱。。。

県警察​​は10月12日に、衝突は事故でありそれで起訴されるべきではないと語った。

439メートルの長さの貨物列車は約2,000トンの重さがあり、停止するには少なくとも600メートルが必要であると言われています。
日曜日にチャチュンサオ県のクロンクウェンクラン駅で起きた衝突事故により、バス乗客19人が死亡し44人が負傷しました。
その際、列車の運転手は300メートル手前でエンジンのホーンを鳴らし、警告灯信号と使用したと述べています。

当時は視界が悪く、バスの運転手は地元のルートに慣れていなかったと列車の運転手は言い、バスの運転手は大音量の音楽を演奏していたため、列車のホーンが聞こえなかった可能性があると付け加えた。

踏切はありませんでしたが、警告サインと明確な警告信号がありました。
バスの最大乗客数は42人でしたが、当時は約70人が乗っていました。
定員オーバーにより、車両が時間内に鉄道線を横切ることができなかった可能性があります。

チャチュンサオ県知事は、行政機関と地方自治体に、それぞれ350万バーツ相当の自動列車踏切などの設置に予算を割り当てるように指示したと述べました。

タイ運輸大臣は2021年の歳出法案に関する議論の中で、下院委員会によって列車の踏切設置のための予算が削減されたことを認めました。
委員会の副議長である民主党議員は、10月29日の委員会会議で列車の踏切施設の問題を解決すると述べました。

2019年にはタイ全体で2,657の線路横断箇所があり、そのうち676は踏切がないなどの安全対策が整っていないために違法と見なされていました。
2014年から昨年までに線路の横断箇所での事故は486件あり、そのうち143件は違法な交差点で起きています。

※死傷者については、地元紙の数値を参考にしています。自己当初は死者18人や20人などメディアによって報じられ方が異なっていました。

「予算はあれど、公共事業は進まず」
現場にお金が降りてこない、などという話しはよく聞きますが、それによる犠牲者だったのかもしれませんね。
さらにバスが外に聞こえるようにわざと爆音で走行する姿をよく見かけます。
これは百害あって一利なしなので、即取り締まりの対象として頂きたいものです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る