バンコク都庁で人事汚職「昇進と引き換えに条件提示」職員が告発。一向に改善せぬ汚職問題。

バンコク都のチャッチャート知事は11月5日、都庁の上級管理職4人の異動・昇進を発表した。
一方、都庁の一般職員からは、特定の勢力が昇進人事に介入しているとの汚職疑惑が告発され、波紋が広がっている。

チャッチャート知事が署名した人事命令では、医療局や保健局の幹部2人を異動させ、専門職の幹部2人を上級管理職に昇進させた。
いずれも11月4日付で発効している。

こうした中、都庁の一般職員が行政苦情通報システム「Traffy Fondue」を通じ、人事をめぐる不正疑惑を告発した。

告発によると、都庁では近く上級職員の昇進試験が予定されているが、その結果とは関係なく、すでに各区役所や部局で特定の人物を重要ポストに配置しようとする動きが始まっているという。

特に「アーゴン(อากง)」と呼ばれる人物とその関係者が、昇進を希望する職員に接触し、何らかの条件を提示していると主張している。

また、こうした人事工作には、公共事業の入札や物品調達に関係する職員が多く関わっていると指摘。
関係者については、国家会計検査院や国家汚職防止委員会などにも告発が行われているという。

告発者は、政治勢力が都庁の人事に介入し、自分たちに有利な調達業務を行う人物を重要ポストに配置しようとしていると批判。
能力や実績、専門知識よりも、特定の勢力との関係が優先されていると訴えた。

さらに、今後の上級職員の任命権限を持つ都事務次官に対し、都知事の承認を得る人事手続きにおいて、特定の人物の意向ではなく、公正さと適正な評価を重視するよう求めた。

チャッチャート知事は、パフォーマンスが得意なのでとても人気がありますが、実質的に都政がよくなったかというと…、あまり変わっていないのです。

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