ハイアール、タイ・ラヨーン県に洗濯機新工場。1,000人の雇用、年間最大300万台生産へ。
- 2026/10/28
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中国の大手家電メーカー「Haier(ハイアール)」は、タイ東部ラヨーン県に52億5,000万バーツを投じ、洗濯機の新工場を建設する。
年間最大300万台の生産能力を整備し、タイを東南アジアにおける生産・輸出拠点として強化する方針だ。
10月26日には、ラヨーン県のWHA ESIE 5工業団地で起工式が行われ、タイ投資委員会(BOI)などの政府関係者やビジネスパートナーが出席した。

新工場は約21万7,600平方メートルの敷地に建設され、第1期では年間100万台の生産能力を確保し、2027年第4四半期に生産を開始する予定だ。
2030年には第2期の稼働によって、年間最大300万台まで拡大する計画となっている。
タイ人約1,000人の雇用も見込んでいる。
工場では最新のスマート生産ラインを導入し、中高価格帯からプレミアムクラスの洗濯機を製造する。
主力製品には、3つの洗濯槽で衣類を分けて洗える「Haier Triple Drum」や、洗浄性能と衛生機能を強化した「Haier X Series」が含まれる。
生産開始当初はタイ国内やフィリピン、マレーシアなどの東南アジア市場に供給し、その後、欧州連合(EU)、オーストラリア、ニュージーランド、中東などへ輸出を拡大する。
最終的には、生産量の60~70%を海外向けとする方針だ。
また、工場が全面稼働した場合、タイ国内で販売されるハイアール製洗濯機の70~80%を同工場で生産できると見込んでいる。
ハイアールはタイへの大型投資を相次いで発表しており、2025年にはチョンブリー県に126億バーツ以上を投じ、年間600万台の生産能力を持つ東南アジア最大規模のエアコン工場を建設する。
2026年5月にも、ラヨーン県で大型業務用エアコン工場の建設に50億バーツを投資すると発表している。
同社によると、2026年上半期のタイ国内事業の売上高は前年同期比20%増加し、通年では25%の成長を見込んでいる。
タイの家電市場全体の成長率予測が約7%にとどまる中、中高価格帯の製品が好調で、高級洗濯機部門の売上高は40%増加したという。
ハイアールは今回の新工場への投資を5年以内に回収することを目標としており、2027年もタイ国内事業で25%の成長を目指す。






































