プラチンブリー大洪水、死者25人・約6万世帯が被災! 水質汚染の4工場閉鎖・許可取り消し要請

10月15日、タイ中部プラチンブリー県で発生している大規模な洪水により、これまでに25人が死亡し、約6万世帯が被災していることが明らかになった。
また、県当局は水質汚染を引き起こした工場4カ所について、操業停止と事業許可の取り消しを求める方針を決定した。

プラチンブリー県の副知事(知事代行)は14日夜、関係機関による緊急会議の結果を発表した。

10月14日時点の被害状況によると、洪水は県内7郡、65地区、691村、37コミュニティに広がり、計5万9,727世帯が被災。死者は25人に達し、内訳は溺死20人、感電死5人となっている。

農業被害も深刻で、被災した農地は10万9,685ライ(約1万7,550ヘクタール)以上に及び、水産養殖や畜産では合計40万匹・頭以上の動物が被害を受けている。

一方、県当局は、工場4カ所が水質汚染を引き起こし、魚やエビの養殖業者に深刻な損害を与えたとして、工業省工場局に対し、工場の閉鎖と操業許可の取り消しを要請することを決定した。

さらに、外国資本がタイ人などの名義を借りて違法に事業を運営する「名義貸し」の疑いについても、警察に資金の流れを調査するよう要請。
24時間体制で工場を監視・検査する緊急対応チームの設置や、行政・民間・住民による合同作業部会の発足も決まった。

洪水については、市街地の多くで水位が低下しているものの、下流域のバーンサーン郡では高潮や水門開放の影響で排水が進まず、浸水が続いている。現在も県内13カ所に臨時避難所が設けられ、被災住民への食料支援や健康管理が行われている。

道路への被害も相次ぎ、県道3079号線では路面が陥没して通行が1車線に制限されているほか、国道359号線では深さ約7センチ、長さ約2メートルの陥没穴が発生。
オートバイの転倒事故が20件以上報告されており、住民から早急な補修を求める声が上がっている。

水質汚染について当初行政は、「工場とは関係ない」などと言っていたが、本誌ではもちろんそんな馬鹿な話はないだろと敢えて伝えず、中国系の工場の産廃だろうとお伝えしていた。
今さらながら認めたわけだが、相変わらず政府(行政)発表などウソばかりついていることが判明した事例となった。

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