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タイで空前のゆるきゃらブーム到来! 人気俳優とセットで推す、急成長するキャラクター経済とは?
- 2026/5/24
- もっと知りタイランド

タイで現在、マスコットキャラクターがエンタメ業界やマーケティング業界の中心的存在となっている。
以前はただの企業やイベントの宣伝用キャラクターでしたが、今では“人格”やストーリーを持つ存在として扱われ、ファンが「推し活」をする対象にまで成長している。
この現象は「キャラクター経済」と呼ばれ、若者を中心に大きな市場を形成するまでに至っている。

背景には、韓国の「BT21」やNewJeansのウサギキャラ「Tokki」など、K-POP業界で成功したキャラクタービジネスの影響があると言われている。
タイでも同様に、キャラクターをアイドルのように育てる流れが加速しているのだ。
その代表例が「バターベア」(น้องหมีเนย)だ。
TikTokのダンス動画が200万回以上再生され、一気に話題化。
その後もMVが2200万回以上再生されるなど人気が拡大し、イベントでは人が殺到しモール崩壊級の混雑を引き起こしたとまで称された。
ファンミーティングは完売し、有名ブランドのプレゼンターにも起用され、年間5億バーツ以上を稼ぐ存在になっている。
さらに、中国出身の姉キャラクター「ビアンカ」も登場し、世界観を広げています。

こうした流れに合わせ、タイ大手芸能事務所GMMTVも独自のマスコット展開をスタート。
人気BL俳優ペアの子という設定でキャラクターを作り、現在は28以上のマスコットが活動している。
単にかわいいだけでなく、「話す」「感情がある」などリアルな人格設定があり、SNSではミームや二次創作も盛んだ。
特に人気なのが、以下の4キャラクター。
・「ポーカーサン」โพก้าซัง
テー&ニューの子設定。幼い話し方や「ウンヤーイ」(อุนยาย)という口癖で人気を獲得し、ブランドコラボやライブコマースにも出演。テーマソングもヒットしています。
テーマソング「I am POLCASAN」は4か月で300万再生を突破した。

・「アボシアン」อโวเชี่ยน
ジミー&シーの子。おふざけ好きなキャラで、イベント中に他キャラを助ける姿がSNSで拡散。「父は医者、でも子は患者」というネタでも親しまれています。

・「プームプーン」เพิ่มพูน
ポンド&プーウィンの子。中二病っぽい性格やアニメ風ボイスが特徴で、イベントでは大量のファンを集めています。

・「ドミア」โดเมียร์
パース&サンタの子。悪役風デザインながら、いたずら好きな可愛さで人気を集めています。

これらのキャラクターはいまやタイ国内だけでなく、中国など海外市場にも進出している。
グッズは即完売し、ファンミーティングも開催。
企業側が高額出演料を提示し、数か月待ちでオファーするケースもあるほどだ。
現在のタイのマスコット(ゆるきゃら)ブームは、一時的な流行ではなく、ブランド・芸能人・消費者を結びつける新しいエンタメビジネスとして定着しつつある。
かわいいキャラクターではなく、感情移入できるこれらの存在が、マーケティングや芸能戦略の重要な鍵となるまでに成長している。






































