全てがベトナムに取って代わられる日が来る?! タイを訪れていた富裕層観光客、今はベトナムへ。

ベトナムが来る来るとコロナ過以前より叫ばれてきましたが、マジで来たようです。

2024年、ベトナムの観光客数は 1,750万人 に達し、東南アジアで マレーシア(2,500万人)、タイ(3,500万人)に次ぐ3位 となっています。

東南アジア最速の観光回復

ベトナムの観光業は、コロナ前の水準の98%まで回復し、地域内で最も急成長していると言われています。

2024年1月と2月だけで 約400万人の外国人観光客 が訪れ、前年同期比 30.2% 増 を記録しました。

成功の要因
これら成功の要因はいくつか挙げられています。

・アメリカからの直行便の増加
・新しいeビザ政策の導入
・高級ホテルの開発
・ミシュランガイドの拡大

また、インドや中国からの観光客数も急増 していると言います。

この成長は今後も続く見込みで、2025年にはベトナムの観光業が20~30%拡大するとも言われています。

タイ貢献党の選挙公約で、最低賃金を600バーツ(当初は800バーツとも)に引き上げるというものがあり、さまざまな団体や知識層から反対にあい、なんとか400バーツ未満にとどまっていますが、油断のならない状態です。
そのような背景の中、生産拠点をベトナムに移設する企業が増えているのも事実です。
また超高齢化社会を迎えるタイに、労働力不足は不可避な問題としてとりあげられつつも、何の具体策も講じられないタイ政府に不安を感じての動きだとも言われています。
確かに自然という観光自然を何の努力もなく与えられているタイは観光面では有利ですが、経済(生産拠点)の中心地が他国に取って代わられる日は、目の前まで来ているのかもしれません。

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