NGV(天然ガス)ステーション513か所のうち217か所が閉鎖に。EV車の台頭などの影響如実に。

PTT社の関係者によりますと、全国のNGVステーション513カ所のうち、赤字経営のため計217カ所が閉鎖されたという報告が上がっています。

NGVステーションとは、天然ガスを利用したタイのハイブリッド車に天然ガスを供給するガスステーションです。

運営を取りやめたNGVステーションのほとんどは民間企業や個人が所有しており、最近需要の激減により車両用天然ガスの販売収入が減少したのを受け、事業転換するに至ったと言われています。

現時点で残り296カ所のNGVステーションのほとんどはPTTが所有・運営しています。
しかしPTT自体もNGVガス供給用スペースを縮小する傾向にあり、これらのスペースのほとんどを、より高い利益が得られる他の事業に転用していると伝えられています。

ガソリンのみで動く内燃機関車に比べ燃費のよいNGV(天然ガス)車は、主にタイのバスやタクシーで利用されてきましたが、これも電気自動車(EV車)の台頭によりニーズが落ちてきているようです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る