タイ・パンガー県でリチウム鉱床が発見される。世界第3位のリチウム供給源となる可能性も。棚ぼた案件には懸念点も。

これは喜ぶべきなのでしょうが…。

パンガー県で2つの豊富なリチウム鉱床が発見され、電気自動車用リチウムイオン電池の生産に活用される可能性があると、政府副報道官が1月17日発表しました。

同報道官は、第一次産業鉱山局からの情報を引用し、パンガー県のルアンキエトとバンイーサムの2か所で鉱床が発見されたと説明します。
これらには、約148億トンのリチウムが含まれていると推定されており、タイはボリビア、アルゼンチンに次ぐ世界第3位のリチウム供給源となる可能性があるのことです。

リチウムに加えて、大規模なナトリウム鉱床も北東部で発見されていると彼女は述べ、リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池の製造に必要な2つの天然元素の主要な鉱床の発見は、タイのEVとバッテリーの生産における競争力の強化に役立ち、輸入への依存を減らすことになるだろうと言われています。

世界のリチウム需要は来年倍増、2030年には最大200万トン以上に達すると予想されています。

タイは豊富や自然資源に恵まれているのでここまで発展した感がありますが、それが故に甘えが生まれ、自然破壊や労働意欲の低下などにもつながっています。
自然鉱脈の発見は、その辺りの問題に拍車をかけていくようで懸念してしまいます。

※後日、このニュースが大盛りニュースだったことが判明。

タイでリチウム鉱床世界3位の埋蔵量発見のニュースは大ウソ! タイ政府副報道官が発言撤回「みんなを喜ばせたかっただけ…」

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