カブトガニっておいしいの?~カブトガニを食べたタイ人死亡

みなさん、カブトガニを知ってますか?
恐竜たちが生息していた時代より、ほぼ形をそのままに現代にまで種をそのままに存続している正に生きている化石です。
そのカブトガニを、タイ人は普通の食卓で食べています。

しかしどのカブトガニでも食べれる、というわけではなさそうです。

10月4日にプーケットに住む女性が、カブトガニのグリルを食べた後、亡くなってしまいました。

ソムチャイ・キンウォンサーさん(64歳)は、日曜日の朝、彼女と娘ワンタナーさんと(46歳)で、ラサダーのソイキンゲーオ近くのマングローブ林に潮干狩りに行きました。
甲殻類などに加えて、カブトガニを3匹捕まえて、家に持ち帰りました。

ワンタナーはその1つを焼き、食べました。
その後まもなく、彼女は嘔吐して頭痛を訴え、歩くことすらできなくなったと言います。

彼女は娘をプーケットの行政機関が運営する病院に連れて行った。
病院は彼女に、以前に治療を受けていたワチラプーケット病院に連れて行くように忠告しました。

しかしワチラプーケット病院に向かう途中、ワンタナーさんの状態が悪化し自宅に立ち寄ることにしました。

ソムジャイ夫人は緊急番号1669に電話しました。
ワンタナーは、救急車が到着するまで意識不明の状態でした。 そして彼女はその後まもなく亡くなりました。

彼女の娘の体はワラプーケット病院に運ばれ、そこで彼女は有毒なカニの肉を食べて死んだことが確認された。

地元の海洋生物の専門家であるソン・ウォンサラ氏は、この付近のマングローブのカブトガニの肉は有毒であり、食べてはならないと忠告しています。

そもそも有毒でないカブトガニも我々日本人の口には合わないと言っていいほど、あまりおいしくないと言います。
もしカブトガニがもっとおいしい存在だったら、生きてる化石などと呼ばれる前に絶滅していたでしょうかね、人間によって。
ちなみにカブトガニって、カニの仲間ではなく、サソリとか虫の仲間の方に近い生き物のようです。

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