セター首相、大ボスのタクシン受刑者が出所後、政府顧問に招聘する計画を暴露。

先が思いやられます。

セター首相は、タクシン・チナワット受刑者が出所したら、政府内で顧問の役割を担うだろうとほのめかしました。
同氏は、タクシン氏は政権と国にとって価値がある人物だということが証明されるだろうと主張します。

首相はニューヨークでのブルームバーグのインタビューで、「彼にはタイ政府と国民に付加価値を与えると信じている」と述べます。

彼はまた、元リーダーの絶大な人気についても指摘した。
「彼はタイ政治史上、最も人気のある首相だったし、おそらく今もそうだ」とセター氏は持論を語ります。

不動産王から政治家に転身したセター首相は、ブルームバーグのインタビューで自身の政治的経験のなさを認めます。
しかし、同氏は連立政権の安定性に対する懸念を一蹴した。 「非常に安定した政府だと思う」と述べます。

タクシン氏は、だれもがタイ貢献党の影の党首だとみています。
20年以上前にタイ貢献党の前身であるタイラックタイ党の創設者である74歳の同氏は、現在の与党に対して大きな影響力を保持しています。

彼は軍事クーデターで政権が打倒されるまで、2001年2月から2006年9月まで首相を務めていました。

タクシン氏は15年間の自主亡命を経てタイに帰国後、複数の汚職事件で実刑判決を受けました。
しかし刑務所には一度も入所していません。
命のかかわる重病を患っているため、エアコン、テレビ、面会付きの超VIPルームで、仮釈放の日を待っていると言われています。

タクシン氏の飛行機は、セター氏がタイの第30代首相として議会で決定される数時間前にバンコクに着陸しました。
そして、すぐに重病になったと言います、タイの空港に自分の足で降り立ち、満面の笑みを浮かべた後の話しです。

そしてあれよあれよという間に、国王の恩赦により8年の刑期が1年に短縮され、さらに仮釈放でシャバにでてくるというシナリオ通りの寸劇を繰り広げています。

そろそろ暴動起きてしまうのではないですかね?

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