ロシアのウクライナ侵攻から2年。国連の戦争即時集結採択に、昨年中立の立場をとっていた「タイ」はどうした?

ロシアがウクライナに侵攻してから2年目となるこの日、国連総会では141の加盟国が、ウクライナでの戦争の即時終結に賛成票を投じました。
昨年タイは、この決議に対し「中立」の立場を貫いていました。

今回この決議では、ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、マリ、ニカラグア、ロシア、シリアの7か国が反対しています。
一方、中国、インド、南アフリカ、スリランカ、パキスタン、ベトナム、ラオスを含む32カ国が棄権に回りました。

23日木曜日の投票は法的拘束力はありませんが、多くの政治的意義があります。
ロシアは「即時、完全かつ無条件にすべての軍隊を領土から撤退させる」必要があると述べ、敵対行為の即時停止を求めています。

昨年は、ロシアからの経済や貿易、投資などが亡くなることを懸念し「中立」としていましたが、ロシアが引き起こしたウクライナ戦争こそが、タイの経済に大影響を及ぼしていることにようやく気付いたのかもしれません。
とくかく、どんな手を使っても良いので、一刻も早い解決を望みます!

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