裁きの鉄槌は軽い?重い? 容疑者リンチ殺害の元警察署長「ヂョウ・フェラーリ」に終身刑。死刑ならず。

ナコンサワンで起きたタイの元警察署長による麻薬容疑者リンチ殺害事件。
通称「ヂョウ・フェラーリ」ことティティサン容疑者についに裁きの鉄槌が下されました。

「ヂョウ・フェラーリ」ことティティサン容疑者と5人の元部下が、6月8日終身刑を宣告されました。

この事件は、2021年8月に発生しました。

警察署長「ヂョウ・フェラーリ」容疑者が、不正に取得した資産約4億4千万円!しかもまだ解任されていなかった!

7人目の警察官は、被害者の致命的な拷問に関与していなかったため、5年4か月の禁固となりました。

7人の警察官全員が、拷問による殺人、職務上の不正行為、強制、汚職など、中央刑事裁判所によって複数の罪で有罪とされた。

拷問による殺人を除くすべての容疑を自白したティチサンムと元部下5人は、当初死刑を宣告されましたが、裁判所は犠牲者を蘇生させようと被害者を病院に連れて行くなどの行為を鑑み、終身刑に減刑となりました。
被害者の家族に対し、葬儀費用や補償を支払うことも減刑の理由とされています。

死因を偽装するために病院へ行き、しこたま横領した資金で遺族へ保証したからといって減刑とは…。
タイの場合、終身刑と言ってもいっぱいになる刑務所のために大王恩赦というものを定期的に行っているため、おそらくそれなりの期間でまっさらになって出てくることでしょう。

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