仏教国タイの中でもプーケット島はイスラム教徒が多く住んでいます。2年ぶり「イード・アル=フィトル祭」

タイの最も有名なリゾートアイランドで知られるプーケット島の人口は、その30%がイスラム教徒で占められています。
マレー人が、最初に定住した場所でもあります。

そのような背景から、プーケットではイスラム教にちなんだお祭りが盛んで、特に「ラマダーン」(断食)明けのお祭りとして知られるイード・アル=フィトル祭が有名です。

この日は、日中の飲食を1か月間控える「ラマダーン」の後、家族や友人が集まって祝う重要な日でもあります。

朝、ここの人々は伝統的に最高の服を着てお祭りに参加し、モスクでイードの祈りに参加します。
今年のモスクでの式典は、新型コロナにより2年以上ぶりの開催となり、非常に特別なものとなりました。

モスクでの朝の式典の後、通常は親戚や友人を訪ねて休日の挨拶をします。
ほとんどのイスラム教徒の家庭では、訪問者のために準備した食べ物を提供します。

特にプーケットでのイード祭でみられるユニークなものの1つに、マレー風のデザートである「カノムトンタイ」があります。

夜には、チューンタレー管理組合が開催するイベントを楽しむことができます。
そこでは、モスクの遊び場で特別なイベントを開催し、無料の食べ物やデザートを提供しているので子供たちにも人気となっています。

3か月後には別のイード際「イード・アル=アドハー」と呼ばれるイスラム教徒向けのイード祭が開催されます。

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