ラヨーンのメーラムプーンビーチが一時閉鎖に。油流出事故、発表よりも深刻な状況に。

ラヨーン知事は1月29日土曜日に、ラヨーンのメーラムプーンビーチは、海底パイプラインからの油流出により、現在一般利用は禁止されています。
この事故が健康上のリスクをもたらす可能性があるため、警察はビーチへの出入り口を監視し閉鎖しています。

知事は、通常の状態が回復するまで、このエリアのすべての小売り店に一時閉鎖を依頼しました。
ビーチは被災地に指定されています。

一方、公衆衛生省は、アレルギーのある人や油に触れる可能性のある人を治療するために、この地域に医療関係者を配置しました。

汚染管理局の局長であるアッタポン氏は、海岸に沿って少なくとも3kmに及ぶ汚染された汚泥は、原油と濃縮分散剤の混合物であると説明しています。

1月29日土曜日の午後の時点で、油の流出は他のビーチにまで達していませんでした。
しかし、別の油膜群はメ―ラムプーンビーチからわずか3kmのところまで迫っていました。
なんとか海岸線に到達しないように、オイルフェンスを設置し、必至の攻防戦を繰り広げています。

この事件は、タイ東部の地元業者や漁師に悪影響を及ぼしています。

38歳の海鮮卸売り業を営むナンタカ―ン氏は、この事故が原因で彼女のビジネスは深刻な影響を受けていると切実な思いを語っています。
「漁獲量が減少し、魚介類の汚染を恐れて多くの顧客が注文をキャンセルしてきました」と彼女は言います。

「当初、当局は約40万リットルの油が流出したと述べました。それから2回目には10万リットルです。さらに次は5万リットル。真実が何であるかわからないので、私たちはもはや彼らを信用することはできません。」

地元の漁師、Suchart Sukkhum(60歳)は、状況について非常に心配していると述べた。

元々、隠ぺい体質があるところに、大きな責任を伴う事故となると、さらにその性格あ助長され、真実が暗闇なの中に隠されてしまいます。
そのことをタイ人自身も良く知っているので、公的な発表を全く信用していないのが、良くわかるニュースかと思います。

 

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