クート島の『ソネワキーリー』高級リゾートホテルが全焼。宿泊者が語る火災対策の不備。

タイのトラート県沖にあるクート島の高級リゾート『ソネワキーリー』で、3月7日日曜日に火災が発生しました。
当時このホテルの滞在していたタイの有名人の一家は、狭い道を非難した経験をを語り、なぜこのような超がつく高級リゾートに煙探知器、火災警報器、スプリンクラーシステムがなかったのか疑問を投げかけています。

ラマティボディ病院の有名な小児科医であるジラポーン博士は、彼女と彼女の家族が週末に休暇を過ごしていたリゾートで遭遇した火災について、自身のSNSで語っています。

当日朝6時ごろに火災が発生し、15人の家族が一晩だけ滞在していた別荘が全焼しました。

彼女は「火事だ!」という叫び声を聞ききました。
彼女の母親から階下に降りてきて、その後巨大な炎を目の当たりにしました。
彼女は夫と娘に警告するために二階に急いぎます。
それから彼女の夫は、家族全員にバルコニーを越えて屋根に向かって登るよう指示しました。

しかし木造のベランダは耐久性の強いものではなく、彼女はベランダで足場を失い、目が覚めて夫が自分の名前を叫ぶのを耳にするまで記憶がなかったそうです。

彼女は再び意識を失うと、担架で目を覚まし、スピードボートに運ばれてタイ本土の病院に運ばれていました。
彼女はその後、夫から、屋根から落ちて気を失ったと聞きました。

病院の医師は、彼女は椎骨の骨折を患っていたが手術は必要ないとのことです。
しかし、頭と顔に切り傷を負い、10針以上縫う大けがを負っていました。

一方、家族と一緒にリゾートに滞在した元女優の「ヤム」こと、タモンパン・パヌチップッティウォンさんは、部屋の外で騒ぎが聞こえたので、目を覚ますと窓越しに火事を目撃しました。
バスルームを通って、すでに階段に達した炎から逃げなければなりませんでした。
2階に滞在していた他の家族は、ジラポーン博士と同じように階下に登らなければなりませんでしたが、足場が崩壊したため、肋骨の骨折と頭部外傷を負いました。

「わずか10分で、別荘は姿を消しました。本当に悪夢のようです。セキュリティは不完全でしたが、私たちは皆、信仰があったので生き残ることができました」と語っています。

さらに宿泊者は語ります。
みなさんに伝えたいのは、このクラスの高級ホテルに、煙探知器もアラームも、スプリンクラーもないということです。
原因は短絡によるものだと宿泊者は感じています。
なぜなら、火災時には誰も目覚めていなかったからです。(火などしようしていない)

医者さん一家は、火事でipadなど多くの資産を失いました。
発生した火災で、ホテルはこの点に関して一切の責任を負わないと言います。(現時点)
滞在先は、星を眺めさせるだけでなく、これらの安全上の問題を改善して欲しいと主張しています。

 

 

 

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