タイのウイルス学者のヨン博士「新型コロナは風土病にはならない」衛生当局の考えを否定。

先日本誌でも記載しましたが、新型コロナを風土病にするという考え方自体に違和感を覚えました。

タイの有名なウイルス学者のヨン博士は、公衆衛生当局によって予測されたような、Covid-19が風土病になるという考えを否定しています。

ヨン氏は自身のFacebookページに持論を述べ、新型コロナと風土病という言葉が頻繁に使用されていることに異論を唱えています。

博士は、「風土病」はアフリカの黄熱病や中東のMERSなど、特定の地域に限定された病気を表し、パンデミックは世界的な発生を表すと指摘しています。

彼は、新型コロナウイルスは世界中に広がり、特定の地域に限定されているものではないため、「風土病」になるという可能性はないと説明しています。

例を挙げるとすると、はしかやジフテリアなど、ワクチンによって制御されてきた他の伝染病は、風土病とは呼ばれていません。

新型コロナは最終的にワクチン接種と自然免疫によって制御され、死亡率を低下させていくでしょう。
このような段階になれば、季節性インフルエンザのように、呼吸器疾患の一つに分類されていくことになるだろうと博士は述べています。

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