7月のバンプリー工場爆発事故の最低被害補償額が、たったの40バーツ?!もちろん炎上案件に。

サムットプラカーン県にあるラチャテワー行政機構(TAO)は、2021年7月5日に発火したミンディケミカル工場周辺の世帯に支払われる補償の取り扱いについて、多くの市民より批判に直面しています。

バンプリーの工場爆発による被害額:約15億円。1266名以上が訴訟に。

ラチャテワー行政機構は、火災の影響を受けた人々の名前を発表しました。
犠牲者のほとんどの人は数百バーツの受け取りのみで、最高額はラチャテワー市長と同じ名前の犠牲者で49,500バーツでした。
さらに最低の補償金は、わずかたったの40バーツ(約130円)でした。

多くの被害者が、補償額を評価する際のTAOが使用する基準に疑問を呈していると述べました。

SNSでは、ラチャテワー行政機構が後にこのプレスリリースをそのウェブページから削除したことにも触れています。

しかし、ラチャテワー行政機構の首長は、補償金の支払いは地区および州レベルの委員会によって承認され、プロセスは規制に従って行われたと主張しています。

彼はまた、受け取った補償金が公平でないと感じた被害者は、バンプリー地区委員会に苦情を申し立てることができると述べています。

この事件で1人のボランティア消防士が死亡し、さらに数十人が負傷しました。
工場から半径5km以内に住む人々は、発がん性があり吸入してはならないスチレンモノマーからの煙によって健康上のリスクが生じるため、汚染管理部門から避難警告が出るほどの被害が発生しました。

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