バンコク、ゴミのポイ捨ては最大1万バーツの罰金。ポイ捨てを失くすには「運河の掃除より心の掃除を」

バンコク都は現在、運河のポイ捨てに対して最大10,000バーツの罰金を課すとお触れを出しています。
これは、雨季の排水効率を改善するための取り組みを強化しているためです。

バンコクのチャチャート知事は、毎日約9,000トンのごみが収集されており、廃棄物の一部は最終的に運河に流れ込み、排水管を詰まらせていると警告しています。

知事は地域社会に、廃棄物を投棄することを止め、運河をきれいに保つよう求めました。

また先日はクィーンサイズのマットレスが運河で発見され問題視されました。
それを受け、粗大ごみを捨てる時は役所に連絡するよう呼びかけています。
役所では、週末に無料で引き取りサービスを提供しています。

違反者は、陸上のポイ捨てで2,000 バーツ、水質汚染で最大10,000バーツの罰金に直面する可能性があります。
違反を報告した者は、報酬としてこの罰金の一部を受け取る権利があります。

先日、ある大企業の駐在員とこの話しをしたところ、タイ人も知識階層(工場内では言えば管理部門)の人たちは、日常的にゴミのポイ捨てが行われていることについて非常に懸念しているようです。
しかしそう思っている人は少なく、タイ人全体の意識改革を行わないといけないとの問題意識は持っているようです。

政府はもっと教育や啓もう活動に力を入れるべきです。
「運河の掃除よりも、心の掃除を」

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