タイ国政府観光庁「サンドボックス」プロジェクトの目標来訪者数が未達となることを認める

タイ国政府観光庁のユタサック長官は、第3四半期にプーケットサンドボックスを訪れる外国人観光客が10万人訪れるという野心的な試算が達成できないことを認めました。

第3四半期(7月〜9月)はあと1ヶ月を残すのみとなっており、すでに2ヶ月が経過した中で。これまでにプーケットを訪れた外国人観光客は26,400人のみでした。

これらサンドボックス利用客のうち(陰性証明書持参)、新型コロナウイルス陽性者は83名でした。

現在タイが感染の危機に瀕していること、および米国やヨーロッパのような他の国々がタイへの渡航禁止令や勧告を課していることを指摘して、後一カ月で目標は達成されないだろうと述べました。

しかし彼は、プーケットサンドボックスは地元のタイ人と外国人の間で自信を高めた大成功なプロジェクトだったと語ります。

利用者平均しては島で11〜12日間過ごし、400カ所のホテルがサンドボックスで恩恵を受けました。

「私たちが直面した多くの障害にもかかわらず、私たちは自信を取り戻し、来年の第4四半期と第1四半期の挑戦の準備ができています」と彼はハイシーズンの観光を促進するために観光大臣ピパット氏と協力すると付け加えました。

改めて第4四半期の来訪者数の予想はたてなかったと地元メディアでは報じています。
いつも大風呂敷を広げる観光庁ですが、
10万人というの訪問者ははかなき夢のようなものでした。

まだこの数字だからであるのと、水際対策の徹底、さらにそもそもタイ国内がコロナ大流行中であるため、外国からの影響なのかどうかも本来よくわかっていないという面もあるかと思います。
コロナがある程度収束となった場合、水際対策を止めた時点で、アメリカのようなブレイクスルーが起きて逆戻りとならないように、水際対策は徹底して頂きたいものです。
もうロックダウンには戻りたくありません。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る