最近、バンコクの水道水が塩辛く感じませんか?

最近、バンコクの水道水がしょっぱく感じませんか?
まあ、実際にダイレクトで水道水を飲んでいる方は、あまりいないとは思いますが、ペットに水道水を与えていたら少し危険です。

今年は厳しい干ばつにより、バンコクの原水システムに海水が入り込み、水道水は非常に塩辛くなっています。

2月2日、バンコクのアサウィン・クワンムアン知事は、幼児、高齢者、慢性疾患のある人、小さなペットは水道水を避けるべきであると述べました。
腎臓病、心臓病、糖尿病、血圧、脳疾患などの基礎疾患を持つ人々にとっても重要です。

健康な人は水道水を飲んでも影響は出ないかもしれませんが、食事中の塩分を減らす必要があります。
チャオプラヤー川や運河の水も使用しないでください。

一部の地域では、塩分が1リットルあたり12グラムにもなっています。
バンコクの水監視ステーションから取得した1リットルあたりの塩の測定値は次のとおりです。

• ダーカノン 12g

• バーンコークヤイ 9.6g

• テーワウェート 10.6g

• バーンケンマイ 6.6g

ニポン・ブーンヤマニー内務副大臣は、1月28日からの海水の上昇がパトゥムターニーにあるメトロポリタン水道局のポンプ場の原水に影響を与えていると語っています。
彼はまた、関連機関に対し、今後2〜3か月の深刻な干ばつに備えるよう要請しました。

今年は干ばつが早くやってきているということを先日お伝えしましたが、遠い農村地だけの話しではなく、バンコク在住者にもしっかり影響がでてしまうのです。

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バンコク在住の方で、逆浸透膜浄水器をご利用されている水を飲んでいる方は、ナトリウムも不純物としてほぼ除去できるようですので、問題ないようです。(浄水器メーカー談)

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