政府の景気刺激策タイ版GoToを不正利用したとして、9,800人と900の企業が捜査の対象に。

政府の観光刺激キャンペーン「ラオティアオドゥアイカン」(タイ版GoToトラベル)を悪用し補助を騙し取ったして、約1万人近くの人々と900の企業が警察の捜査の対象となっています。

2月2日、タイの警察副署長は火曜日に、犯罪抑制部門が「ラオティアオドゥアイカン」を不正に利用したとして9,800人と900の企業の取引を調査したと述べました。
手口としては、一部の個人が他の人のタイ国民IDカードで補助金に登録させ、架空の取引を行うといったものでした。

この「ラオティアオドゥアイカン」では、資格のあるタイ人は、部屋とレストランの食事の40%の割引きを受けることができます。

「各県の警察署は、管轄下の地域での不正な取引を調査します。これにより、容疑者が詐欺を犯した可能性のあるさまざまな県で調査をすることが可能になります」

さらに「コン・ラ・クルン」(半分こ政策)の買い物補助金制度に関連する不正取引の調査は、経済犯罪抑制部門によって行われると述べた。
ただし、両部門はタイ王国国家警察庁が規定する調査手順に従い調査されますとのことです。

「ラオティアオドゥアイカン」キャンペーンは、2020年7月1日から2021年4月30日まで実施されます。

うちも「ラオティアオドゥアイカン」「コン・ラ・クルン」ともに大変お世話になっており、助かっていました。
せっかく利用しようと思っても、不正にお金をせしめとろうとする輩のために何日か利用できなくなった日があったりと、非常に迷惑しています。
ただこの不正利用者、見つかってない人も含めると相当するいるようですね。
昨年末かなりの業種で、このキャンペーンの対象店舗から外されてしまっている店をみかけました。

せっかくタイ政府が善業を行っているのに、受ける側の庶民も庶民で、所詮キツネとタヌキなんですかね~、この国は。

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