【タイ】庶民への助け舟「コンラクルン」制度詐欺が発生!

タイ政府が打ち出した「コンラクルン」(半分この意)買い物補助制度を利用した悪徳詐欺が発生している模様です。

警察は18日金曜日に「コンラクルン」制度を詐取した疑いのある4人に対して起訴する方針だと語った。

この4人の容疑者が、「コンラクルン」スキームからお金を搾取するために、自己負担者に水増しした不正な購入をするように勧めたとのことです。
調査員は、サムットサコーン県の食料品店で疑わしい取引を発見しました。
自己負担者は、不正取引ごとに80〜100バーツを受け取っていたとのことです。

この制度は、小さな店舗のオーナーを支援することを目的としていました。

このスキームを使用するには、売り手と顧客の間の取引は、クルンタイ銀行のアプリ「パオタン」(財布の意)を介して行う必要があります。

警察は、700人以上の自己負担者らが、このシステムを利用して不正を行ったと疑っています。

有罪判決を受けた場合、犯人は最大20年以上、投獄される可能性があると警察副長官は述べています。

このスキームの目的は、パンデミックによって低迷する個人消費を刺激することです。

何でも50%オフ?タイ人救済プログラム「コンラクルン」を知っているか?!

その第1フェースでは登録者1千万人、金額にして300億バーツの予算が組まれています。
期間は10月23日に始まり12月31日に終了予定でしたが、好評につき1月から第2フェースが始まります。
第2フェースでは、さらに500万人が追加募集され、助成金は1人あたり3,000バーツから3,500バーツに引き上げられています。
すでに第1フェーズに登録している1千万人は、さらに500バーツの限度額が追加されています。

この事件のせいか「コンラクルン」システムが16日ごろから度々ダウンしています。
1人あたりにして3000バーツを騙し取っても、生活にかかる別のコストで使えば同じのような気がしますが…。
それでもセコイ輩はいるんですね。

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