5月31日は「世界禁煙デー」。電子タバコは規制し大麻は公認。世界とは真逆な価値観は何を意味する?

5月31日は、世界保健機構 (WHO) が指定した世界禁煙デーでした。

世界保健機構によりますと、この日は喫煙の危険性についての意識を高めることを目的としているといいます。
特に、喫煙の健康リスクと非喫煙者に対する受動喫煙の危険について主張しています。

一方、タイでは、禁煙キャンペーン財団とタバコ消費管理ネットワークが、電子タバコに焦点を当てており、若者を中心に拡大しつつあると言われています。

そして、タイにおける2023年世界禁煙デーのスローガンは「電子タバコは有毒で、中毒性があり、危険です」でした。

タイには世界で最も厳しい反電子タバコ法があるが、多くの活動家や団体は電子タバコの方が紙巻きタバコよりも安全な代替品であるとし、合法化を目指して戦っています。

一方、バンコクのチャチャート知事は5月30日、毎日を禁煙の日と考えており、彼のチームは首都全域での喫煙法の施行に注力すると述べました。

タイには喫煙関連の法律が数多くありますが、施行されることはほとんどないため、公共エリア、バー、レストランなどでタバコを吸う人々に対する非喫煙者からの苦情が定期的に寄せられています。 

電子タバコを規制して、大麻を公認するという世界の流れと逆流するタイの価値観。
タイの明日はどっちだ!

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