「タイ遠足バス火災」のバスは、54年も前の車両だった! NGVガスの搭載について虚偽の申告まで!

あいかわらず、ずさんな国です。

驚くべき情報が明らかになりました。
悲劇的な火災を起こしたバスは54年前に製造されたもので、陸運局への登録時にはNGVガスが搭載されていないと申告していましたが、保険会社に対しては異なる申告がなされていたことが判明しました。

10月1日、ウタイタニー県のカオプラヤー サンカラーム寺院付属校の生徒が乗った遠足バスがランシットで火災を起こし、23名の死亡者を出すという大惨事が発生しました。

同日の夜になり当初事故現場から逃走を図っていたバスの運転手が、遠いアントン県の警察署に出頭し、その後パトゥムターニー県の警察に引き渡されました。

保険会社の情報によりますと、このバスは1970年2月19日に初めて登録されたもので、非定期の乗客用車両として登録され、41席の座席を持つ重量16,600キログラムのバスでした。
そして、陸運局の登録ではNGVガス搭載は申告されていませんでしたが、保険会社にはNGVガスが搭載されていると申告されていたことが判明してます。

政権を司っているタイ貢献党からも、この事故に対して「お悔み申し上げます」とコメントだけが発せられましたが、全く心がこもっていない発言に逆に唖然としてしまいました。
結局は、チェック機関や取り締まりのずさんさが、こういった事故を呼び寄せているんですよ。
何一つ責任を感じてなさそうですが!

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