第37回モーターエキスポでの販売好調。自動車産業に経済復調の兆し

12月2日から13日までノンタブリー県のインパクトムアントンタニーで開催された「第37回タイ国際モーターエキスポ2020」で33,753台の車両が注文されました。

イベントの主催者によると、新型コロナの不況が叫ばれる中、注文は昨年からわずか9.9%減少したのみで、主催者のクワンチャイ・パスポン氏は、注文依頼は最終日まで続いたと述べた。
しかし、オートバイの注文は4,946台に減少し、前年比で31.7%減少しました。

今年の自動車産業に限らず、経済全体が新型コロナに苦しんでいることを考えると、この結果は満足のいくものですが、新型コロナの発生を対策の徹底を貫く政府の措置のおかげで、自動車産業は迅速に回復することができています」と彼は述べます。

最も多くの注文を受けたのは、ホンダ、トヨタ、MG、マツダ、BMWでした。
「最も人気のある車は、セダン、ハッチバックなどを含む乗用車で、予約総数の40.9%を占めていました」と彼は言いました。
「MPVまたは多目的車両は40.4%で2位に迫り、ピックアップトラックは総注文数の12.2%でした。プレミアムセクションでは、3,783台の車がイベントで予約されました」

オートバイに関しては、人気のあるブランドはホンダ、GPX、ヤマハ、カワサキ、トライアンフでした。

クワンチャイ氏は、このイベントで販売された車の平均価格は142万バーツであり、オートバイの平均価格は230,140バーツであり、合計1,186,387人の参加者から490億バーツ以上の経済効果がフェアで生み出された、と彼は付け加えました。

トヨタを始め、日系企業が多く進出している車産業。
タイ経済の根幹を支えているのは、車産業であることは間違いないでしょう。
その車産業に回復の兆しが見えつつあるのは、良い傾向かと思います。

クワンチャイ氏が申す通り、新型コロナの封じ込めに成功したからこそ、経済に集中し回復を計れるのだと思います。
新型コロナが蔓延していれば、工場すら開けませんから。

日本も早くコロナが収束することを願うばかりです。

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