【朗報】ついに新型コロナワクチン完成への目途が!2021年前半までにタイで利用可能に

2020年世の中を一変させた新型コロナパンデミックに、ようやく希望の光が見えてきました。

アストラゼネカの新型コロナワクチンは、タイ政府との間で締結された技術移転契約に基づいて、2021年前半にタイで利用可能になる予定です。

サイアムバイオサイエンスは、オックスフォード大学のチームによって開発されたワクチンの技術を引き継ぎます。
タイの会社は、今後6か月以内に食品医薬品局にこのワクチンを登録し、2021年の前半までにタイとアセアンの近隣諸国に十分な量を生産する予定です。
1300万人のタイ人に対して2600万回分の準備が可能となる予定です。

サイアムバイオサイエンスの生産能力は、年間1億8000万から2億回分、または月に1500万回分です。
疾病管理局長のオパス カーンカウィポーン氏は、タイでは月に200万回の投与が必要であると推定しています。
残りは近隣諸国に輸出されます。
ワクチン委員会は、死亡率や感染の可能性などを考慮した上で、12月にどのグループが最初にワクチンを受け取るべきかを明らかにする予定です。
2009年のインフルエンザワクチン接種プログラムから判断すると、基礎疾患を持つ高齢者や脆弱な人々が最初に受けるグループとなるでしょう。

臨床試験のフェーズ3の結果は、オックスフォード/アストラゼネカワクチンが70%有効であり、半分の用量を投与し、その後全用量を投与すると90%にまで効果が上昇することを示しました。

同社は現在、承認を得るために英国および欧州の食品医薬品局に結果を提出する予定です。
アストラゼネカとオックスフォード大学は、年間31億バーツの投与を目標として、ワクチンの容量を世界の人口に拡大することに取り組んでいます。

ワクチン投与はタイだけでは意味がないので、全世界の人に行きわたるようにタイは安全な生産拠点として、ポジションを確立して欲しいものです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る