【コロナ最前線】ターク県で不法移民者30人とタイ人ドライバー1人を検挙

連日のようにタイの国境が脅かされ、今新型コロナは陸路での新たな感染ルートが懸念されています。

9月10日タイ入国管理警察は、ミャンマーからの不法移民者30名と、入国から彼らの隠遁と輸送を手伝ったとされるタイ人男性ドライバーを逮捕したと発表した。
「ターク県の移民警察は、9日水曜日の22時15分にターソンヤン地区で怪しいピックアップトラックを止めました。
すると16名のミャンマー人が荷台に同乗しているのを発見しましたが、彼らは入国、滞在に必要な文書を持っていませんでした。

タイ人ドライバー(25歳)はターク県の住民で、メイ川を渡り川岸の近くの隠れ家にいた移民をピックアップし所定の場所まで連れて行くために、ブローカーから雇われたと自白しました。
警察はその隠れ家に行き、さらに14名の不法移民者を発見しました。輸送車を待っていたと報告されています

警察はまた、このビジネスの背後にいる人々を明らかにするために、このタイ人ドライバー雇ったブローカーを追跡しています。

何度も同じようなニュースをお伝えしていますが、全て別ケースの事件になります。
それほど今、タイの国境は脅かされ、新型コロナが増殖中の隣国ミャンマーやラオス、マレーシアなどからリスクを顧みず、不法入国者が越境して来ています。
おそらく不法移民者は、自国で借金をして下手をするとブローカーに騙されてやって来た人もいるかもしれません。
それでもタイにやってくるというのは、隣国に彼らを保護していく力がないからでしょう。
隣国では、新型コロナの恐怖と失業による生活苦の2重苦に苛まれているのだと思われます。

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