【動画あり】館内で7匹の犬を放し飼い状態にしているマンション。

写真はピットブルのイメージです

あくまでもイメージや一般論ではありますが、日本人の我々からみて南国にあたるタイ人は、おおらかというか大雑把な生格の人が多いように感じます。
それは法律の面においても、常識的な面においても…。
ただ行き過ぎな人は、タイ人からみてもやっぱり行き過ぎなようです。

地元メディアの報道によると、パトンタニー県のコンドミニアムに住む40歳女性が飼う犬が、問題となっているそうです。
彼女は、バーンプン地区にある10階建てのマンションの9階で7頭のピットブルを飼っています。

彼女はコンドミニアム内で犬を放し飼いにしており、犬らは毎晩廊下にうんちをし、おしっこをして歩き回っているというのです。
他の居住者や建物のマネージャーらは、犬を恐れながら住んでいると地元メディアに語ります。

犬がどんどん大きくなっていて、玄関の近くにいる人や廊下を歩いている人を見ると、激しく吠えたとのことです。とても恐怖を感じたそうです。一人はかまれたと主張しています。

マネージャーは他の居住者の安全と建物内の平穏のために、犬を部屋の中できちんと飼うよう飼い主を説得しましたが、飼い主は聞き入れないと言います。
従って今回、メディアの力で問題を提起することを決意したとのことです。

居住者らは、仕事などで外出する時や家に帰るとき、廊下を歩く時はいつでも不安で仕方ないと言います。特に犬が建物内をさまよっている時、彼らは犬に警戒しなければなりませんでした。
タイ人は靴を部屋の外に置いておく習慣があるのですが、それを犬がかじって使い物にならなくなったケースもあったそうです。

飼い主は、「私の犬は友好的で誰にも噛んだりはしません」と言ったそうです。

これは完全に飼い主の問題ですね。
こういったことは、タイ人がおおらかだから許されているのではなく、「自分が当事者になってもめ事に巻き込まれたくない」と言う気持ちが先にたっているだけであって、
タイ人も決して、マナー違反者に対してなにも感じてないということではないのです。
タイの場合、こういったことに口を出すと本当に殺人事件に発展したりするので、「もめ事は避ける」ということを小さなころから染みついてしまっているんですね~。
それは正義心に対する無関心ということではなく、ただ単純に生きていくうえで必要な処世術から来ているということなのです。

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