【タイ】ファミリーマートがセントラルグループに完全買収

 

2020年5月28日。

セントラルワールドなどの大型デパート経営で有名なタイのセントラルグループは、 日本のファミリーマート株式会社が持つ株式のすべてを購入したとタイ証券取引所(SET)が明らかにした。

セントラルリテールコーポレーションパブリックカンパニーリミテッドは、タイの証券取引所に、セントラルリテールの子会社であるセントラルフードリテールカンパニーリミテッドが株式取得の合意に達したことを通知しました。日本のパートナーはタイへの投資から撤退する意向を持っているので、日本の合弁パートナーであるファミリーマート株式会社から株式の49%を譲り受けることとなったとのこと。

この買収により、セントラルグループはタイのFamilyMart店舗のほぼ100%を保有することとなった。セントラルリテールの2つの子会社が、FamilyMart店舗の99.65%を保有し、残りの0.35%は、現在セントラルの子会社として見なされているRobinson Public Company Limitedが所有。従って事実上タイのすべてのファミリーマートの店舗は現在セントラルグループが完全に所有していることとなり、セントラルグループはタイのファミリーマートブランドのフランチャイズを完全にコントロール下にしています。

業界大手セブンイレブンとの熾烈な競争は激化していくこととなるのか。業界最大手のデパートチェーンとファミリーマートとの複合市場戦略。今後の動向が気になります。

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