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タイ・カンボジア国境、緊張高まる。タイ軍司令官、国境検問所2か所の追加閉鎖を準備。
- 2025/6/22
- 事件(タイローカル)

タイ陸軍第2管区は、ブリーラム県の「サーイタクー国境貿易緩和ポイント」を6月21日に閉鎖する命令を出しました。
これは、地元住民の安全を確保するための措置だと説明しています。
この決定の背景には、約30人のカンボジア人観光客がスリン県の「プラーサート・タークワーイ」遺跡を訪れ、現場でカンボジアの歌を歌いビデオ撮影を行ったという事件があり、タイ側の軍人が丁寧かつ冷静に状況を収拾しました。
また、これに先立ち6月19日午前9時17分、カンボジア側は事前通告なしに「アーンマー国境緩和地点」を突如閉鎖し、両国の国民に混乱を招いていました。
その後、6月22日午前9時、軍司令官はさらにシーサケート県の「サガム検問所」及び、スリン県の「ジョム検問所」**の2か所の閉鎖に向けた署名を準備しているとのことです。
これは、カンボジアのフン・マネー首相が「ジョム–チュプコーキー検問所」の永久閉鎖を命じたことを受けた対抗措置でもあると説明しています。

写真はイメージです。