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同胞が同胞を騙す。タイで発生した強盗事件の容疑者、パタヤで逮捕。アジトにライオン2頭と武器多数。
- 2025/5/10
- 事件(タイローカル)

同胞が同胞を騙す。
これは日本人だけの話ではないです。
5月9日、タイ、プーケットおよびサムイ島で同じオーストラリア人を標的にした強盗事件の容疑者であるビリー容疑者(オーストラリア国籍)を、パタやにある高級ヴィラで逮捕しました。
現場では、ライオン2頭と多数の武器が発見されています。
現場の状況と押収物
警察が踏み込んだ高級ヴィラは、約2ライ(約3,200平方メートル)の敷地を持ち、評価額は約3,000万バーツ相当だと伝えられています。
室内には1歳と5か月のライオン2頭が飼育されており、ビリー容疑者のタイ人の交際相手名義で登録されていました。
ビリー容疑者は、それぞれ100万バーツと70万バーツで購入したと供述しています。
また、BB弾銃などの模造銃器も複数見つかっています。
事件の経緯
本件は、被害者であるオーストラリア人が警察に「自国の同胞に2度強盗され、現金および暗号通貨総額2,100万バーツ(約6,380,000円相当)を奪われた」と訴えたことから始まりました。
被害者は脅迫や追跡を受けており、犯行グループのリーダー(ビリー容疑者)はオーストラリアの影響力のある組織と関係があり、親族には麻薬密売に関与する者もいたとされています。
第1の犯行では、プーケットのヴィラに4人の男(ビリー容疑者を含む)が押し入り、被害者に銃を突きつけて2百万バーツを口座に送金させた後、さらに1,050万バーツの現金を強奪しています。
通報しないよう脅迫もうけたと伝えられています。
その後、被害者は別の場所へ逃げましたが、追跡された末、2025年1月下旬にはサムイ島に滞在中、ビリー容疑者のタイ人仲間が被害者を取り囲み、2.8ビットコインを再び送金させました。
合計で、約2,100万バーツの損失となっています。
この事態を重く見たタイ警察は、被害者を保護し、チャロン警察署およびサムイ警察署への正式な告訴手続きを指示。
その後、迅速に逮捕状が発行され、今回の摘発につながっています。
少し事件とは異なりますが、タイではよくライオンを飼っているというニュースが飛び交うのですが、ライオンが犬猫のように簡単に手に入るのはおかしいのではないでしょうか。
そして、いつもライオンの赤ちゃんが発見されたというニュースを見ますが、大きくなった姿がニュースで流れたことがありません。
このライオンたちは、大きくなったらどうなってしまうのでしょうか。
もう気になって、夜しか眠れません。