タイはオーナー天国。揉めたらデポジットは取り返せません! タイ人でもトラブルに。
- 2025/1/31
- 仰天ニュース
タイでもコンドミニアムなど個人オーナーから部屋を借りると、退去の時に揉めるケースが多々あります。
ある女性が「弁護士グループ」に、質問を投稿しました。
その投稿には、次のような内容が書かれていました。
「アドバイスをお願いします。私は家を借りていて、借家のデポジット(敷金)は11万バーツでした。
契約が終了して引っ越したのですが、貸主が細かい損害リストを300項目以上掲示して、全額を没収すると言ってきました。私はそのことで反論したのですが、家の壁や階段、階段の床に小さな傷がついていると言われ、修理費用の見積もりを出してきました。
それを全部交換しろというのです。
私はどうすれば良いでしょうか?
今、裁判を起こすか、消費者保護機構に訴えるかを考えています。」
この投稿が公開されると、ネット上でさまざまな意見が飛び交いました。
例えば、「一見して新しい家の検査だと思った」「保証金はもう返ってこないのでは?」「借りている間は家賃を払っているのだから、通常の使用による損耗は家賃に含まれているはず」「自分の家でも6〜7年住んでいるが、まだ何も問題はない」「え?こんなに細かく言う必要があるのか?保証金はもう使い果たされていて、言い訳を作って返金しないのでは?」などの声が寄せられています。
結論から言うと、タイではオーナーが完全にごねたら、まず取り返せません。
それをよく知っているオーナーは、確信犯的にこのように言ってきます。
凄腕の弁護士をつけて戦ったとしても、弁護士費用の方が高すぎて、とてもツーペイすることができません。
アソークで違法建築として問題となったコンドミニアムを建てたデベロッパーに勤めるオーナーと取引しましたが、同様のことをされ、お客様が泣き寝入りするという事案を経験しています。
退去の時にオーナーが豹変して、タイでは使ったら殺人事件に発展するといわれる言葉を連発され、会社まで押しかけそこの上司にも相談しましたが、取りつく島がありませんでした。
おそらく確信犯的に、これまでもなんどもやっている(デポジット未返還)のだろうと言うくらい手練れでした。