タイは詐欺師だらけです。ロマンス詐欺はタイ人だって騙されています。真実の愛はそこにあるのかい？

よく日本人でも、タイでロマンス詐欺にあったような話しを聞きますが、決してあなたが騙され安かったからではないかもしれません。
だってタイ人でも、タイ人に騙されていますから。

２月15日、ナコンシータマラート県で家具屋を営む58歳のニポンさんは、自身の体験談を語ります。
ある33歳の女性がお店で頻繁に買い物をしてくれるようになってから、その女性が家族の身の上話をしてきました。

その女性のお姉さんであるビーさんは容姿も良いのですが、今も独身のままだと言います。
しかし現在、お姉さんは肺癌を患い、治療には多額の費用が必要となっています。

特に肺移植が必要となっており、お姉さんの治療費を借りたいと言ってきました。

彼女は、60ライのゴム農園を所有するタイの家を売ると、約6000万バーツになるので、必ず返金できると言います。

ニポンさんは、普通の人よりちょっと慈善家だったのかもしれません。
気が付くと、女性が手術と薬の支払いにお金が必要だと主張するたびに40回ほど、合計金額にして約700万バーツ以上を送金していました。

一度、治療中の写真や入院中のおねえさんの写真を見せてほしいと頼んだことがあったが、いつものらりくらりとかわされていました。

時が過ぎたある日、彼はお姉さんだと見せられていた写真がビーさんではなく、若い女優の写真であることを知ることになります。
また、ゴム農園付きのタイの家も実在していませんでした。

さらにはこの女性の恋人とみられる男性から脅迫電話までかかるようになってきました。

そしてついに警察に相談することになります。
おそらく700万バーツは戻ってこないでしょう（合掌）。