トヨタ自動車タイランド、タイ政府とのEV車減税協定に締結。世界のEV車化に加速。

タイのトヨタ自動車は、電気自動車(EV)の使用を促進するタイ政府のインセンティブ協定を締結しました。

タイ財務省によりますと、このインセンティブ協定には、EV車を消費者により購入しやすくするための減税措置や補助金制度が盛り込まれています。

アッコム財務大臣は、タイ最大の自動車生産企業との契約締結は、タイ国内でのEV車普及に拍車がかかるだろうと述べています。

タイの自動車市場の約3分の1を占めるトヨタ自動車タイランドの山下典昭社長は、トヨタは今年後半にタイで「bZ4X」EVモデルの発売を検討していると語っています。

また同省は、中国の自動車メーカーである長城汽車と、上海汽車集団のタイのユニットである上海汽車との間でも同様の協定が締結されたと述べています。

タイ工業連盟(FTI)によると、現在タイには約26万台のEVが登録されており、財務省では今年、約2万台の販売を見込んでいます。

アッコム財務大臣は、タイは東南アジア最大かつ世界第11位の自動車生産拠点としての地位を維持するためにEV車の販売を支援するための措置を引き続き導入していくと述べています。

タイ政府は、2030年までに生産量の30%である年間72万5千台のEV車の生産を目標としています。

タイや日本は、比較的EV化に送れていると言われています。
その理由の一つに、日本最大の自動車生産企業であるトヨタが、EV車の生産に前向きではなかったからだとも言われています。
さあ、これで世界は一気にEV車の時代へと傾いていくのでしょうか。

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