【タイ】SNSアカウントが個人認証アイテムとしては不適切な理由

2020年5月17日。

タイでは去年あたりからデリバリー業務の成長が著しく、Grabではあのタイの国民的アイドルBNK48もPRアンバサダーに就任していますね。
最近では新型コロナ禍の影響もあり、未だ通常営業を見送りデリバリーのみで対応している店舗も多く、デリバリー産業は躍進を遂げることとなりました。

そのような最中、事件です!

デリバリーフード業務大手の「フードパンダ」のドライバー30人近くが、たくさんの食べ物を抱えて路上で狼狽しています。各ドライバーは全く別々の注文を受け、同じ住所のところへたどり着いたのですが、そこには人はおらず、連絡も取れない状態となってしまったようです。どうも悪質ないたずらだったようです。

注文は2種類のSNSアカウントから発信されたようですが、足取りは掴めません。タイでは電話のシムカードがかなり安く簡単に手に入るので、例えば一人でfacebookアカウントを5個も6個も持っているような人もたくさんいます。 従って、個人名のSNS(本名すらも簡単に変名できる)だからといって、ID確認としては簡単には信用できる代物ではないのです。

かわいそうなのは、この30人近いフードパンダのドライバーです。新型コロナ禍で職を失い、ドライバーに転身して家族を養っている者もいるでしょう。現金決済の場合、先にドライバー持ちで店に支払い、商品引き渡し時に決済となります。そうなりますと今回のケース、ドライバーの完全持ち出しとなります。 一日数百バーツで仕事をしている日ともたくさんいる中で、写真に見えるスターバックスなど、一つのドリンクでも半分給料が吹き飛ぶ代物です。

これを注文したものは「精神病なのか?」とタイのメディアでも言っていますが、残念な人が世の中にいることは確かのようです。

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