新型コロナによってタイの家庭内暴力件数が50%アップ!

『微笑みの国』に住むタイ人は、あまり微笑まないというのは、少しタイに住んだことのある方なら共通の認識かと思います。

Women and Men Progressive Movement Foundation(女男間の進歩的な運動財団)が実施した調査によると、タイの家庭内暴力はCovid-19パンデミックの開始以来、約50%急増しているといいます。

調査は、バンコクとその周辺に住む20歳以上の1,692人の参加者を対象とし、10月17日から23日まで実施されました。

その結果、パンデミックの際に、インタビュー対象者の41.5%が以前よりも家族内でより多くの暴力を経験したことが示されました。
続いて28.6%が、状況が以前と比べ変わったかどうかわからないと回答しました。

一方、15%強が変化がなかったと回答し、14.6%が暴力事件の数が減少したと回答しました。

この統計は、パンデミックの前に実施された同様の調査と比較されました。

最新の調査によると、家族の75%で繰り返し暴力が発生し、回答者の31.3%は、新型コロナが親族との関係に関して苦痛を引き起こしたことに同意しました。
被害者の約50%が反撃することを決定し、33.2%が問題ついて話すことに同意し、20.1%が対面の会話を避け、11.9%が何もせず、1.4%がパートナーに対して法的措置を取りました。

同財団は、司法制度が家族内の暴力の問題に対処できるよう改正する必要があると言います。

また専門家は、タイの家族の間での暴力事件の80%がアルコールに関係していると主張しています。

おそらく、地方まで調査を含めたら驚くべき数字が出てくることと思います。
ただ、みんな口をつぐんでしまうかもしれませんが…。
原因として挙げられているアルコールの他に、薬物やギャンブル、男の甲斐性なしがあげられるかもしれません。
これで、クラトムや大麻を解禁させるのですから、タイの家庭だけでなく、タイ自体が崩壊するのではないかと心配です。

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