中国製ワクチン。ブラジルの検査では効率50%。それでもタイは購入するとタイ医学部長

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先日、シノヴァック社製のワクチンがブラジルの試験により50.4%しか効果がなかったとの発表があり、シノヴァック社が語る78%から大きく下回っていることに世界が不審を抱く結果となった。

それでも13日、タイは来月から中国のシノヴァックバイオテック社によるコロナウイルスワクチンの受け取りと投与の計画は、順調に進んでいると保健当局は述べました。
「今のところ、私たちの計画に影響はありません」と、医学部長のスパキット・シリラック氏は語った。

同氏にブラジルの試験結果について尋ねると
「私たちはシノヴァック社に直接情報を求めているので、すべての事実を入手するため彼らの応答を待っています」と語りました。

タイは、シノヴァック社のワクチンを200万回分発注し、来月最初の20万回の投与を受けとる予定となっています。

また、6,100万回分のアストラゼネカワクチンを注文しました。
これはタイの地元企業であるサイアムバイオサイエンス社が、国内での使用と輸出のために製造する予定となっています。

タイの食品医薬品局は13日に、品質、安全性、効率に基づいてすべてのワクチンを評価していると述べた。
「承認を要求する企業は、これらすべての点に対処する情報を提供する必要があります」と述べています。

ただそのシノヴァック社が、ちっとも試験結果の詳細を表に公表せず、「大丈夫だ」の一言で安全性を押し切ろうとしています。
ネット界隈では、「何か裏があるのではないか」と言った意見もでているようですが、忖度なしに言葉通りきちんと品質、安全性、効率を精査したものを購入して欲しいものです。

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