プーケット観光復興「サンドボックス」計画の足元からくすぶる今ある火種とは。

7月1日からプラユット首相肝いりの政策として始まった、プーケット観光復興プロジェクト「サンドボックス」計画に、足元から火種がつき始めました。

プーケットサンドボックスを利用した2つの国際線の乗客がCovid-19で陽性と判定されました
このニュースは、県知事が増加傾向にあるプーケットの新型コロナの状況を鑑み、島のほとんどの学校を14日間閉鎖するように命じたことを受けて、合わせて発表となりました。

県の保健当局によると、8歳と9歳の2人の子供がCovid-19の検査で陽性と判断されました。
詳細はまだ明らかになっていませんが、先週プーケットサンドボックスを利用し国際線で到着した7人家族のうちの2人であると言われています。

プーケットに到着してから6日目または7日目に行われた2回目の検査で、子供たちはCovid-19陽性であることが確認されました。
他の家族全員がすでにワクチン接種されていますが、子供たちはCovid-19ワクチンには若すぎたためワクチン未接種でプーケット入りしました。

子供たちは病院に移され家族の他の5人は、検査と観察のために別の地元の検疫施設に移されました。

当局は人々に落ち着いてパニックにならないように求めています。
すでに2500人以上がプーケットサンドボックスを利用し到着していますが、感染した数はまだ統計的に非常に少ないです。
公式の数字では、サンドボックスの最初の週に24件の国内感染を含む25件のCovid-19感染が見られ、過去3日間で28件の感染が発見され、そのうち26件が国内感染でした。

プーケットでは、Covid-19のベータ版とデルタ版の両方が検出されたことが明らかになっており、プーケット伝染病管理委員会から、いくつかの心配な詳細が明らかになりました。

プーケット公衆衛生局は10日、10件の新たな感染について報告していますが、それらは主に他の地域から陸路で入島したタイ人からのものであることを確認しました。
国際線の乗客とは異なり、陸路で来る乗客は、最初のCovid-19陰性テスト結果を受け取るまで、到着時に隔離されません。

この記事で判明したのは、プーケット「サンドボックス」計画にはいくつかの例外があるということです。
前述のボールドした箇所が、「アリの穴から堤が崩れる」のアリの穴になっていく気がしてならないと感じるのは、私だけでしょうか。

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